大学志望の公立中学生の保護者様、生徒さんも多いと思います。
アシストではそういうご家庭には高校選びは、大前提、大学入試を意識した進路指導、進路情報の提供や学習指導を行っています。
今、現在公立中学生は毎月のように校内実力テストや外部模試を受験していると思います。
高校受験という視点では最終的に5科目の数字が重要となってきます。
例えば、英語が苦手でも理科や社会で点数を上げれば、5科目の偏差値があがります。
しかも実際、短期間で上げるという視点では英語よりも理科・社会のほうが上げやすいです。
なので、高校受験という視点では、この時期、理科や社会で点数を稼ぐという勉強法や作戦は間違っていません。
しかし、一方、大学受験を目指す生徒には少なくとも英語の偏差値で55の学力を最低ラインとして目指すように指導しています。
高校受験という意味では12月の五ツ木模試が最後になりますが、ここでいう55とは中学卒業までにです。
なので、11月、12月時点で達していなくても卒業までにいければよいでしょう。
なぜ、55なのか。
経験値ではありますが、中学の模試の英語で55くらいはないと産近甲龍以上を目指すスタートラインとしてやや心細いというのが正直なところです
60を超えていえれば関関同立・国公立も狙えるでしょう。(55でも頑張り次第ですが)
五ツ木の模試は当然ながら大学受験を目指さない生徒も受験します。
つまり平均値の50であれば、偏差値の母集団が大学受験を目指す母集団になると間違いなく平均以下の成績なのです。
また、55あれば、大学受験を目指すという意味での中学レベルの英語の基礎はマスターできていると思っていいでしょう。
その数値に達していない場合、英検3級から準2級のレベルにステップアップするのも割と苦労します。
準2級は中学レベルの英語をぼほぼマスターしたうえで、少し高校レベルの文法や単語が出題されます。
従いまして、英語が得意な生徒、具体的には定期テストで90点くらいを毎回取れる生徒であれば中3でも英検準2も十分取れます。
というわけで、高校受験という視点では5科目の数字が大切ですが、大学受験という目線では英語の単独の偏差値は非常に重要になってきます。