本日、開明中学校・高等学校の塾対象学校説明会に参加してきました。
大手塾では本社の担当者が出席することが多いのですが、私たちのような小さな塾では、実際に教室で教えている者が参加できるというのが強みの一つです。学校の先生方から直接お話をうかがうことができる貴重な機会となりました。
今回は、最近の進路実績や学校生活、部活動などについて丁寧にご説明いただきました。
一言でまとめると…「大変そうだけど、楽しそう!」
開明の学校生活について、率直に感じたことは、「勉強は大変そう。でも、その分充実した楽しい学生生活が送れそう」ということです。
勉強面の大変さ
・理系科目が難しい
開明は「理数コース」という名の通り、文系志望の生徒であっても理系科目にしっかり取り組む姿勢が求められます。実際に、大学進学実績の約4分の3が理系です。高校でも国公立大学を見据えた授業が中心となるため、理系科目に苦手意識がある場合は、入学前からの備えが重要です。
・高校でのコース分けがない
開明高校では、現在コース分けをしていません。そのため、一つのクラス内で学力差が出ることもあります。五ツ木模試で偏差値50台の生徒でも国公立に進学している実績がありますが、それを「しんどい」と感じるか「チャンス」と捉えるかは本人次第です。
・中学受験では4科目受験を推奨
受験自体は3科目(国・算・理)でも可能ですが、学校としては4科目(国・算・理・社)での受験を推奨しています。3科目での入学だと、入学後の学習についていくのが大変になるかもしれません。
また、入試科目には含まれませんが、英語の授業もハイレベルです。入学までに、できれば英検3級、少なくとも4級を取得しておくと安心です。小学校の授業だけでは、入学後に英語で苦労する可能性が高いです。
楽しそうなポイント
一方で、勉強以外の面では楽しそうな取り組みも多くありました。
課外学習や行事が充実しており、学習だけでなく様々な経験ができる環境が整っています。部活動も活発で、生徒の約7割以上が何らかの部活動に参加しています。ただし、学業との両立を考慮し、活動は週3回程度までに制限されているため、無理のないペースで続けられるのも魅力です。