現在、大手前などの文理学科では合格者の半数以上が英検2級を取得しています。
大阪日日新聞の記事を引用します。
https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/220926/20220926032.html
府立高入試では2017年度から、英検やTOEFL iBT、IELTSといった外部検定の成績を入試得点に反映できるようになった。なかでもその中心は英検で、2級を持っていれば80%、準1級で100%の得点を保障してもらえる。点数に置き換えると、英語入試は90点満点だから2級は72点、準1級は90点に換算される。当日試験の出来映えによって、高い方のスコアが採用してもらえるわけだ。
17年の導入時に外部検定を活用したのはわずか344人。ところが6年経った今春は3491人と10倍以上だ。うち大多数の2627人はトップ10校の受験生で、10校に限れば昨年の37%から55%に急増。2人に1人が得点保障のある受験生だった。
10校の中でも上位校になればなるほどその傾向は強く、府立高の双璧を成す北部の北野で受験者の94%、南部の天王寺で80%が英検2級以上を保有していた。続く茨木も79%。三国丘、豊中、大手前も50%を超えた。
C問題の方が難しい
「英語のC問題を使う学校を受験するなら、2級をとっておくべきだ。特に上位校ほど合格の最低条件と言っていい」
こう分析するのは入試情報のスペシャリストで開成教育グループの藤山正彦室長。実際に今春の入試データから数字を拾うと、英検を活用し受験した91%(3180人)は、英語C問題を採用する府立高だった。
その理由は、2級よりもC問題の方が難しいからだ。C問題はインターネットで公開されている過去問を見ればわかるが、長文読解力がキーとなる大学の共通テストに近い。
基本的には「文法」「長文読解」「英作文」の3つで構成されるが、なかでも全得点の半分以上を占める長文読解が4~5題も連なる。最後の英作文も長文を読み、自分の意見を書くのだが、模範解答は80語程度で書かれている。これをわずか30分で仕上げなければならないという制限時間の短さが最大の難点だ。
なお英検2級あれば中堅クラスの私立大は合格可能。
国公立大を目指す生徒が高2くらいに取得レベルですので、正直この試験内容はいかがなものかと思います。
高校は義務教育ではないというものの公立高校で普通に勉強しているだけでは無理なハードルにするのがおかしいのか、公立中のカリキュラムが優しすぎるのかは議論があると思いますが、おかしなことです。
しかし、これが現実です。
また、通常の英語についてもかなり難しくなっています。
アシストでは中学生からの英検2級目標も可能です。
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