ことわざ・故事成語

第9回 161〜180

20語の解説

1

瓢箪ひょうたんからこま

冗談や、ありそうにないと思ったことが、本当になること。

2

覆水ふくすいぼんかえらず

一度してしまったことは、元には戻せないこと。

故事・由来

『拾遺記』では、出世した太公望のもとへ、以前別れた妻が戻ろうとしました。太公望は盆の水を地面にこぼし、この水を元に戻せないように、別れた仲も元には戻せないと示したとされます。朱買臣の話とする同じような伝承もあります。

3

ぶた真珠しんじゅ

大切なものを、そのよさがわからない人に与えてもむだなこと。

4

下手へた横好よこず

あることが上手ではないが好きなこと。

5

へび一生いっしょうなめくじも一生いっしょう

人は性格やくらしがちがっても、一生を生きることに変わりはないということ。

6

えるいぬはかみつかぬ

口で強がる人は、実際にはそれほど危険ではないこと。

7

ほとけつくってたましいれず

形はできているのに、いちばん大切な中身や仕上げがないこと。

8

ほとけかお三度さんど

やさしい人でも、何度も失礼なことをされれば怒ること。

9

骨折ほねおぞんのくたびれもう

苦労したのに何も得られず、つかれただけになること。

10

坊主ぼうずにくけりゃ袈裟けさまでにく

嫌いな人のことは、その人に関係するものまで嫌いになること。

11

かぬたねえぬ

何もしなければ、よい結果は生まれないこと。

12

けるが

いったん相手にゆずることが、最後には自分の勝ちや得になること。

13

馬子まごにも衣装いしょう

どんな人でも、服装を整えればりっぱに見えること。

14

てば海路かいろ日和ひよりあり

今うまくいかなくても、あせらず待てば、よい時が来ること。

15

からたさび

自分がした悪いことのせいで、自分が困ること。

16

みがけばひか

今は目立たない人でも、努力してきたえれば、よさや力が表れること。

17

たましいひゃくまで

小さいころの性質は、大人になっても変わりにくいこと。

18

むかしった杵柄きねづか

昔身につけた技や力は、今でも役に立つこと。

19

矛盾むじゅん

二つの話や考えが食いちがい、両方は正しいと言えないこと。

故事・由来

『韓非子』の「難一」には、矛と盾を売る人が、「この矛はどんな盾も突き通す」「この盾はどんな矛も防ぐ」と自慢する話があります。客に、その矛でその盾を突いたらどうなるのかと聞かれ、答えられませんでした。

20

ももくり三年さんねんかき八年はちねん

実を結ぶまでにかかる時間は、ものによってちがうこと。