ことわざ・故事成語

第8回 141〜160

20語の解説

1

生兵法なまびょうほう大怪我おおけがのもと

少ししか知らないことを、よく知っているつもりで使うと、大きな失敗をすること。

2

二階にかいから目薬めぐすり

やり方が遠回りで、なかなかうまくいかないこと。

3

二兎にともの一兎いっとをも

二つを同時に手に入れようとすると、どちらも手に入らないこと。

4

二度にどあることは三度さんどある

同じことが二度続くと、三度目も起こるかもしれないということ。

5

ぬかにくぎ

何を言ったりしたりしても、反応がなく手ごたえがないこと。

6

あわ

ほとんど苦労せずに、大きなもうけを得ること。

7

ねこ小判こばん

よいものも、そのよさがわからない人には役に立たないこと。

8

ねずみしお

小さなことでも何度も続くと、大きな問題になること。また、物が少しずつ減って、ついになくなること。

9

ねずみげんとしてうつわ

悪い者をこらしめたいが、近くの大切なものも傷つけそうで、手を出せないこと。

故事・由来

『漢書』の「賈誼伝」で、賈誼は「器のそばの鼠を打ちたいが、器をこわすのがこわくて投げられない」ということわざを引きました。悪い者をこらしめたいのに、大切なものまで傷つけそうで手を出せないことのたとえです。

10

のうあるたかつめかく

本当に力のある人は、むやみにその力を見せびらかさないこと。

11

のどもとぎればあつさをわすれる

苦しいときのことも、過ぎてしまうと忘れてしまうこと。

12

暖簾のれん腕押うでお

相手に働きかけても、少しも反応や手ごたえがないこと。

13

背水はいすいじん

あとに引けないところまで自分を追いこみ、必ずやりとげようとすること。

故事・由来

『史記』の「淮陰侯伝」には、韓信が川を背にして兵を並べ、逃げ道をなくして必死に戦わせ、勝利した話があります。あとに引けない覚悟で物事に取り組むことを表します。

14

はなより団子だんご

見た目の美しさより、実際に役立つものを選ぶこと。

15

早起はやおきは三文さんもんとく

早起きをすると、何かしらよいことがあること。

16

ひつじをしておおかみしょうたらしむ

弱い者に、強く乱暴な者たちをまとめさせるのは無理だということ。

17

ひとのうわさも七十五日しちじゅうごにち

世間のうわさもやがて忘れられるということ。

18

ひとたらどろぼうとおも

人をすぐに信用せず、用心したほうがよいということ。

19

のないところにけむりたぬ

うわさ話にはそれなりの原因があること。

20

百聞ひゃくぶん一見いっけんにしかず

何度も聞くより見たほうがよくわかること。