ことわざ・故事成語

第2回 21〜40

20語の解説

1

一寸いっすんむしにも五分ごぶたましい

小さく弱いものにも、意地や自分を大切にする気持ちがあること。

2

いぬ西にしきゃひがし

当たり前のこと。

3

いぬ論語ろんご

どんなにりっぱな話も、わからない相手に聞かせてはむだなこと。

4

いぬあるけばぼうたる

何かを始めると災難にあうこともあれば、思いがけないよいことに出会うこともあるということ。

5

いのちあっての物種ものだね

何をするにも、まず命が大切だということ。

6

なかかわず大海たいかいらず

せまい世界しか知らないと、広い世界のことがわからないこと。

故事・由来

『荘子』の「秋水」には、井戸の中の蛙が自分の住む場所を自慢し、海から来た大亀に広い海の話を聞いて驚く話があります。せまい世界だけを見ていると、広い世界を知らずに終わってしまうというたとえです。

7

いわしあたま信心しんじんから

つまらないものでも、信じればありがたく思えること。

8

わぬがはな

言わないほうがよいこともあるということ。

9

魚心うおごころあれば水心みずごころあり

相手が親切にしてくれれば、こちらも親切に返すこと。

10

うさぎたかはな

気づくのが少し遅れても、すぐに行動すれば間に合うこと。

11

うしかれて善光寺ぜんこうじまい

思いがけないきっかけで、よい道へ進むこと。

故事・由来

善光寺に伝わる話では、信濃国小県の老婆が、干していた布を角に引っかけた牛を追って、善光寺まで来ました。のちに布が布引観音のもとで見つかり、牛は観音菩薩の化身だったと気づいて、仏を信じるようになったとされます。

12

うそからたまこと

うそのつもりで言ったことが、本当のことになること。

13

うそも方便ほうべん

人を助けるためなど、場合によっては、うそが必要なこともあるということ。

14

うどの大木たいぼく

大きいばかりで役に立たないもの。

15

うまみみ念仏ねんぶつ

どんなによい話をしても、聞く気のない相手にはむだなこと。

16

うりのつるに茄子なすびはならぬ

ふつうの親から、とびぬけてすぐれた子は生まれにくいということ。

17

江戸えどかたき長崎ながさき

別の場所や関係のない相手に、うらみを返すこと。

18

いたもち

考えや計画がりっぱでも、実際には役に立たないこと。

19

えびでたいをつる

少ないお金や品物を使って、大きなもうけを得ること。

20

うたおしえられて浅瀬あさせわた

自分より年下や経験の少ない人から、教えられることもあるということ。